入社して5年も経つと、ある程度の仕事を経験して今後会社でどのようなキャリアをたどっていくのか、なんとなく分かるものです。また、仕事内容にやりがいを感じない、希望する部署での仕事じゃない、マンネリを感じてこのままでよいのか、といった悩みが出てくるのもこの時期ではないでしょうか。
その悩みに対する筆者の答えは、転職活動をしようです。
入社して5年、転職を考えた時に転職して良いのか、転職は思いとどまった方が良いのか、自身の経験も踏まえてお伝えしたいと思います。
入社5年目で抱える不安
入社時に思い描いていたキャリアを築くことができていない
希望していた部署は営業だったのに配属は事務。給与計算や会計処理の業務が中心でやりたいことができていない状態で5年目を迎えてしまったという状態。本当は別の仕事がしたかったのに、希望してた仕事ではないという気持ちをずっと心に抱えたままで、思い描いていたキャリアを築くことができていない。
上司に相談するが、部署異動も難しく、将来に対する不安・悩みが大きい。
周りに比べて自身のスキルが乏しいと感じる
同期は希望する部署に配属されてやりがいある仕事を任されてる。一方、自身はやりたくもない仕事ばかりで、周りの同期・同年代に比べると、知識や経験・スキルの部分でどうしても見劣りしてしまう。
いずれ希望する部署に異動できるかもわからず、このまま更に5年・10年と同じように働き続けたとしても、周りより秀でたスキルを身に着けてるとは・・・と思うことが増えた。
高校・大学の友達集まった時に話す給料の金額が自分だけ低い
高校や大学の友達と集まって話すとき、お酒が入ってくるとやっぱり給料の話になることが多々あります。みんなは年収500万円超え、ボーナスは100万円以上あったなど、景気が良い話をするけど、自分は入社当時からあまり給与も変わらず。
このように、肩身が狭い想いをするといったことがあります。その場は雰囲気やノリ、少し金額をごまかして乗り切りますが、飲み会からの帰り道はとてもみじめというか、悔しい気持ちになります。
不安を打破するためにやるべきことは何か？
まずは転職サイト・転職エージェントに登録してみよう
第一にやるべきことは、転職サイト・転職エージェントに登録することです。転職サイトを眺めて自身が望む仕事の求人を探すことから始める方法もありますが、それではまだ一歩踏みだせない状況です。転職サイト・転職エージェントに登録することで初めて転職への第一歩を踏み出せます。
求人は日々更新されます。もしかしたら、希望に合致する条件の求人が昨日までは出てたのに、今日は出ていなかった・・・ということになれば、チャンスを一つ失くしたことになります。転職は計画性を持って、腰を据えてじっくりミスマッチが無いように求人を探してその会社を調べてといった慎重さも大切ですが、スピードも大切です。
転職サイト・転職エージェントに登録さえしておけば、企業側からオファーが入る可能性もあります。そのため、まずはとにもかくにも登録です。登録しなければチャンスは0ですが、登録さえしておけば、チャンスが生まれます。
まだ希望する条件が明確になっていないかもしれませんが、登録情報は後からでも修正可能です。
自分自身の力を信じよう
転職サイトへの登録、転職エージェントへの登録が終わったら、次に自分自身が今までにやってきたことを改めて分析しましょう。転職サイトへの登録＝今までの経歴を入力していく必要があるため、その際にある程度の分析はできていると思います。登録を終えた後にもう一度、自身の経験を落とし込んで掘り下げていくことによって、今まで気づかなかった経験やスキルに気付くことができます。
今後の転職活動に置ける武器であり、胸を張ってアピールしましょう。
まとめ
入社5年目は、それまでに経験してきた仕事内容等を振り返る一番良い時期と思います。振り返っていくことで、もっと他のキャリアを積んでいきたい、そろそろ結婚も考える時期で年収アップを目指したい、といった想いも出てきます。
その想いは今のままの会社で叶えることができるのか、今の会社で叶えることが難しいのであれば転職も一つの選択肢としてぜひ考えるべきです。未経験の分野への転職ということであれば、30代以降よりも20代のほうが内定をもらえる確率も高くなります。
今の会社のままでは仕事にやりがいを感じないと思っているのであれば、1日も早い転職活動をお勧めします。
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