発展の勢いが目覚ましいIT業界、どこか派手なイメージがあったり最先端な印象があったり。
いまでも人気の就職先、転職先として名前が上がるIT業界へ未経験で転職した体験談をご紹介します。
1.転職エージェントとの出会いは偶然に
2.リクナビネクストの特徴とは
3.適性にあった会社をみつけられた
4.毎日の仕事で忙殺され、それでも転職活動を続けられた理由は
5.転職エージェントが強い味方であるもう一つの理由
転職エージェントとの出会いは偶然に
私は短期大学を卒業後、地元の企業へ就職しました。
業種は飲食、学生時代からアルバイトをしていたこともあり、馴染みのある業種、職種でした。
そうした意味で言えば、ほんとうの意味で職務内容を吟味してから就職したわけではなく、どこか妥協があったのだと思います。
それが起こったのは入社後4ヶ月が経過した頃でした。
ちょうどお盆の繁忙期を迎えたお店はてんてこ舞いになるほど忙しく、私は朝から晩まで働き続け、お盆は一日も休みがありませんでした。
くたくたになって家路につくと、先程まで自分のお店で食事をしていたご家族が楽しそうに道を歩いている姿が見えました。
飲食業の宿命ですが、誰かが休んでいるときには休めませんし、それどころか仕事がよりキツくなります。
覚悟してはいったはずの業界でしたが、見返りの少ない環境にも嫌気が差し、どうにかこの状況を変えたいと思うようになりました。
そうしてある日、転職エージェントの存在にたどり着きました。
わたしが登録したのはリクナビネクスト、というエージェントでした。
選んだ理由は本当にたいしたものではなくて、学生時代に登録していた就活サイトがリクナビだったため、見知った名前のサービスにどこか安心感を覚えたというだけのことでした。
しかし、そうした大した理由でなくてもリクナビネクストへ登録したことで劣悪な状況を抜け出せたので、本当に感謝しています。

リクナビネクストの特徴とは
他にもいくつかの転職サイトへ登録しましたが、結局一番良く利用していたのはこのリクナビネクストでした。
理由は単純に、見やすいレイアウトと検索のしやすさ、案件の多さです。
私の場合は信頼度、というのもプラスされました。
しかしすぐに転職先が見つかったわけではなく、まず自分が何をしたいのか探すところから始めなければなりませんでした。
学生時代、あまり真面目に就活をしてこなかった私はこのとき初めて後悔しました。
企業とのミスマッチは自分にとっても、そして会社にとってもマイナスでしかないのだと思い知りました。
そんな私の悩みを解決してくれたのがリクナビネクストのサービス「特別オファー」です。
リクナビネクストが他の転職サイトと比べても使いやすい理由として一番に挙げられる点です。
他の利用者の方のコメントを見ても、やはりこのサービスが群を抜いて人気でした。
簡単に言えば、リクナビネクストに登録する際に自分が記載するスキル、経験を読んだ企業側が「あなたはうちに合いそうなのでぜひ詳しい話を聞いてみませんか」と声をかけてくれるサービスです。
正直言って、リクナビネクストは見やすくわかりやすいレイアウトと豊富な求人数を除けばこの他に特別なサービスは見当たりません。
とてもシンプルです。
ですがだからこそ「特別オファー」は、豊富に登録されている企業側のほうから私達を見つけてくれるので「自分が探しに行かなくて良い」という利点と「必然的に相性の良い企業だけが候補として残る」利点があります。
これは多数の企業と求職者をマッチングし続けてきたリクナビだからこそ実現できたサービスだと思います。

適性にあった会社をみつけられた
そんな「特別オファー」のおかげで、私はおろそかにしていた自身の適性を見つめ直すことができました。
というのも、企業の方から「あなたの経験、スキルをみて連絡しました」というようにメッセージを送ってきてくれるので、自分にはそういう世界もあるのか、と視野を広げる事ができました。
当然、全てを鵜呑みにしていればいいというわけではなく、その中から取捨選択をしていくのですが、当時の私には「未経験」の「転職」がひどく恐ろしいことのように思えていました。
そうした不安を取り除いてくれたのは紛れもなく「特別オファー」で実際に企業から贈られてくるメールでした。
こうした経験は、初めからある程度業種、職種を絞って紹介している転職サイトに登録していたらきっとできなかったことだと思います。
届いたメールを眺め、私は以前から気になっていたIT業界の求人に着目しました。
あれほど怖かった未経験からの知らない業界への転職を、驚くほど前向きに考え始めました。

毎日の仕事で忙殺され、それでも転職活動を続けられた理由は
やはりそう簡単に転職活動はうまくいきません。
まずは現在の仕事をいつで辞め、いつから転職先で仕事を始めるのか考えなくてはなりません。
結局上司に話をして、辞められるのは9月の末ということになりました。
その頃から私は転職エージェントの方と連絡を取るようになり、希望の条件(IT関連、未経験OK、給与、勤務地など)を伝えて良さそうな企業をピックアップしていただきました。
日々の仕事に追われながらそこまで自分一人でやるのは流石に骨が折れるので、本当に助かりました。
休職したり有給を使ったりして自由な時間を確保できる方はそこまで必要ではないかもしれませんが、働きながら転職の準備をする私のような方にはエージェントの利用を強くおすすめします。
転職エージェントが強い味方であるもう一つの理由
そしておすすめする理由はもうひとつあります。
「情報」を共有してもらえる点です。
全く未経験、知識のない業界へ転職する場合そこで求められる能力や知識についても全く情報が足りていない場合があります。
まさに私がそうでした。
私は流石にこのままではまずいと思い、転職エージェントの方に相談しました。
未経験からでもやる気、素質を感じ取ってもらえるアピールポイントはありませんか、と訊ねたところ、やはり資格取得がおすすめとの回答を得ることができました。
相談しながら取得を目指す資格を決め、私はスケジュールを組んで資格試験の勉強をはじめました。
IT系の登竜門として有名な国家資格、ITパスポートです。
結果は合格。
そのかいあってか面接でも臆することなくアピールでき、内定をいただくことができました。
転職サイトを利用しない理由がない
ここまで述べてきた転職サイトのサービスですが、こんなにお世話になっておきながら一円も払っていません。
登録すると求人についてのメールがくるので通知は増えますがそれ以外で気になる点はひとつもありませんでした。
自己分析にはじまり、未経験への転職に向けてアドバイスまでしてもらい、内定が決まっても無料であることを心苦しく思うくらいです。
リクナビネクスト、本当におすすめです。
