ミドルが転職する際、自分に合う会社選びは一苦労です。
自身の世界観を広げるためにゼロベース思考も必要です。
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1. 辞めるより辞めない転職活動がベター
2. 一流の仕事が盗める企業も選択肢の一つ
3. ミドルの転職希望に応える「リクナビNEXT」
辞めるより辞めない転職活動がベター
転職は「35歳限界説」が有力です。
ですが、私が2度目の転職に迫られたのは55歳のとき。
会長を「仕事の恩師」と慕う前の会社が新規事業に失敗し、外資系コンサルティングファームに吸収されたのを機に、前職がライクワーク(適職)からライスワーク(凡職)に一変したからです。
もちろん、年収も980万円から800万円にダウンしました。
幸いなことに、社員持株を額面の6倍で買い取ってもらえたので、当座の生活費に困ることはなかったです。
本来であれば、年齢が年齢だけに人脈を利用して転職先を探すのが常套手段ですが、自分の可能性を信じてゼロベース思考で転職先を探すことにしました。
ですが、仕事の切れ目は縁の切れ目です。
仕事の人間関係は結局お金次第。
お金があるときに来る人はお金がなくなると去っていきます。
私の場合、仕事を通じて出会い、仕事を抜きに付き合える友人に支えられました。
転職の敵は「孤独」です。
会社を辞めて転職活動をすると、大なり小なり孤独を感じます。
しかも、収入が途絶えますし、失業保険や健康保険、年金の手続きが面倒です。
確かに、会社を辞めずに転職活動すると、日々の仕事に追われ、情報収集や面接の調整などで制限を受けます。
ですが、収入を得られますし、ブランク(離職期間)が開きません。
そして、何よりも「社会との断絶」という孤独感を味合わずに済みます。
転職を決意し、会社を辞めるか辞めないかを迷っているなら、辞めないことをお勧めします。
一流の仕事が盗める企業も選択肢の一つ
55歳にもなると、求人企業に履歴書や職務経歴書、添え状、成果物を送付しても面接すら受けさせてもらえません。
私が採用担当者でも書類選考の段階でふるい落とします。
中高年はライフサイクルが短いからです。
企業が若い人の採用を優先する理由は、長期間収益をもたらす可能性が高いからです。
仮に、60歳を定年とすると、30歳の転職希望者は30年、40歳なら20年は企業に貢献してもらえます。
ですから、即戦力でもライフサイクルが短いミドル年齢(30歳~54歳)を超えた転職希望者は敬遠されるのです。
できれば、転職は35歳までがベターでしょうね。
私も1回目の転職は35歳でした。
そのとき、カリスマ的な会長と出会い、「会長の下でスキルを磨かせてください」と懇願し、採用してもらいました。
転職で重視する条件はやりがいと年収ですが、尊敬できる人や目標にできる人がいることも大切です。
尊敬できる人とは一流の仕事ができる人です。
料理の世界では「一流の味を盗め」と言われますが、転職を決めたあなたも「一流の仕事を盗む」べきです。
そんな人の傍で仕事をすると、自分がよい方向に変わっていくことを実感できます。
それと、面接の機会を与えられたら、必ず社内の雰囲気と併せ、トイレをチェックするようにしましょう。
トイレがキレイな会社は人材(人財)運に恵まれます。
例えば、飲食店です。
おいしいお店でもトイレが汚いと女性は二度と来店しません。
トイレが汚いだけで、来店客を減らしているのです。
トイレ掃除が行き届いている会社は、社員の運気とモチベーションが違います。
つまり、お金(収益)をもたらす会社です。
トイレを借りることも転職先を選ぶ一つの目安になります。
ミドルの転職希望に応える「リクナビNEXT」
さて、転職先の探し方ですが、私は「リクナビNEXT」を利用しました。
リクナビNEXTは検索型で自由度が高く、私のような50代でも求人数が多いからです。
大手企業だけでなく、成長企業や優良中小企業の求人も豊富ですし、限定求人にも出会えます。
希望条件を登録すると、新着の求人をいち早くメールで知らせてくれるサービスも有難かったですね。
登録すると、8桁の会員番号が付与されます。
私の会員番号は156×××55でしたから、延べ1500万人以上が利用しているようです。
週に1回は「注目の企業」「求人セレクト便」が届きましたし、「募集が終わった企業に今後の採用予定を確認してもよい?」「キャリアプランの考え方と注意点」などお役立ち情報を提供してくれました。
最大の強みは、プライベートオファー、興味通知オファー、オープンオファーですね。
プライベートオファーは面談確定のオファー、興味通知オファーは返信すると正式になるオファー、オープンオファーは企業の設定条件(職種・年収・勤務地・年齢など)に合致した不特定多数の人に届くオファー。
あなたが登録した年収や職種、勤務地などの希望条件が企業を検索した条件に合致すると、オープンオファーのメールが送信されます。
このメールが届くと、最低限の条件をクリアしているものと見なせます。
私の場合、有期雇用契約でしたが、大手外語学院(広報担当)の内定を得ることができました。
ミドルのあなたなら、リクナビNEXTが転職の確率を高めてくれるはずです。
試す価値アリですよ。
転職サイトをガイドに一転集中で内定を勝ち取る
織田信長は「攻撃を一点に集中せよ。無駄なことはするな」という名言を遺しています。
勝つために一点突破する戦略、それが「桶狭間の戦い」で活きたようです。
転職も内定を得るまで体力と知力を一点に集中するべきです。
信長のように、転職を考えるあなたも人生の転機を迎えようとしています。
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