転職を思いついたら、どこから手を付けたらいいでしょうか。
そういう人のために転職活動に役立つオススメポイントをご紹介します。
せっかくの転職ですから、自分の将来に期待が持てるような、楽しい就活にして下さい。
1. 転職動機をはっきり認識する
2. 業界の情報収集をする
3. 友人、知人の紹介は役立つ?
4. 転職サイトの登録と活用法
1.転職動機をはっきり認識する
転職したいと思う動機は様々です。
動機は転職者一人ひとり違っていると言っても過言ではありません。
転職の動機は、今の職場が人間関係がうまくいかなくて居心地が悪いとか、仕事の内容が自分に合っていないとか、ネガティブな動機もあるでしょう。
一方、さらにスキルアップしたい、収入を増やしたいなどポジティブな動機もあるはずです。
また、動機が複数のこともあるでしょう。
転職を思い立ったらまずその動機をリストアップしておくことをお薦めします。
転職はロングランになることが多いので、就活を進めていくうちに最初の動機を忘れたり、見失ったりすることがあります。
たくさんの情報が入ってくるうちに、最初の動機を忘れてしまって、全く違った目的になってしまっていることだってあります。
すると、転職の決め手も変わってきたりしますから、最初の動機をしっかりと認識して、就活を続けることが大切になってきます。
ですので、最初に思い付いた転職の動機はメモに書いて残しておくようにしましょう。
2.業界の情報収集をする
転職をしたいと思ったらまず情報収集をすることから始めます。
自分の希望する条件に合う企業はどういうところがあるか、知りたいと思うものです。
そんな時便利なのが「業界地図」という本です。これはかなりポピュラーな本で、様々な経済活動をするビジネスマンに利用されている本です。
執筆者が会社四季報の記者であることも、内容に信頼性があると定評の本です。
この本は自分が転職したいと検討している業界にどんな企業があって、どういう業界なのかの全体像がわかります。
そして個々の企業が売り上げや社員数など規模が一目でわかることも転職に役立つ一冊です。
また付録には、5年間に増えた仕事、減った仕事などが特集されていたり、「業界再編の系譜」などの記事で業界や企業の今後を占うこともできます。
情報収集の第一歩として、購入をお薦めします。

3.友人、知人の紹介は役立つ?
転職を思いつくと、つい身近な人に気持ちを漏らしたいものですが、友人、知人に相談するのは避けたほうがいいでしょう。
自分が経験したのは、ある企業を親類から紹介されて面接に出向いたことがありますが、希望する条件と違う会社でした。
自分をよく知っている親類の人とは言っても、こちらの希望を熟知しているわけでもないので、やはりミスマッチは起こります。
そして紹介者が近いと、お断りする時が大変です。
紹介者と面接に出向いた企業とのメンツがあったり、自分の家族との関係などもあって、お断りの理由に苦労しました。
また、友人、知人に転職を打ち明けると、今働いている会社に漏れることもあるでしょうし、まずいことが多くて、あまりメリットがありません。
ですのでできるだけ、友人や知人など、自分に近い人は親身になってくれるというのはメリットですが、デメリットも多いので、できるだけ避けたほうがいいでしょう。

4.転職サイトの登録と活用法
転職を思い立ったら、転職サイトへの登録は必ず行ったほうがいいでしょう。
これまでは、ハローワークや知人の紹介が中心でしたが、今は転職サイトだけと言ってもいいでしょう。
転職サイトはそれだけ情報量が豊富だし、登録の時に自分の希望条件をオファーすれば、かなり短期間で希望の企業や仕事が絞り込まれます。
自分の経験からすると、いきなり上場企業が紹介されて驚いた記憶があります。
アラフォーの自分にまさか上場企業の紹介があるというのは思いもよらないことだったので、転職サイトの威力を思い知った体験でした。
さらに、転職サイトでもう一つのメリットは、大手の場合はエージェントがついてくれることです。エージェントは業界に精通した人が勤めていますので、情報量が豊富です。
そしてたくさんの転職者と面接していますから、こちらの希望や適性のヒアリングを重ねることで、的確に理解してくれるところが大きなメリットと言えます。
転職サイトはたくさんありますが、まずはリクナビNEXTやDODAなどの大手に登録してみてください。
転職サイトにはそれぞれ特色があって、リクナビNEXTは最大手であり、多くの事案を持っていますし、DODAはオープンにしていない事案を多数持っていると言われていますので、転職サイトの特性を調べて、まず登録して活用してみることをお薦めします。

転職を思い立ったら、まず転職サイトへ登録しましょう
転職を思い立ったら、自分なりの企業や業界の情報を収集することも大切ですが、まずは転職サイトに登録しましょう。
転職に関する情報量や適切な企業を探してくれるノウハウは、豊富に蓄積されていますので外せない存在です。
また転職サイトに所属するエージェントは書面だけでなく、直接面談で聞き取りをしてくれますので、頼りになる存在です。
転職にはまず転職サイトの登録から始めることをお薦めします。